働き方の選択肢(期間工など) 支出の見直し・生活再建

【再起の経験談】30代で期間工になって見えた借金返済の現実と希望

はじめに 借金400万円、36歳無職の俺が選んだ道

どうも、エイケイです。

俺は35歳の時点で退職し、働ける気力もなくなって、生活苦から借金も抱えてました。

ちなみに15年間やってきた仕事は体力仕事の介護職でした。

そんななかで俺は地元で仕事をする気力も、意欲もない状態でしたが

 

エイケイ
「もう一度、人生やり直したい」

 

と本気で思ったんです。

【実録】借金400万円から再起!30代で期間工を選んだ理由とリアルな収支まとめ

そのために選んだ道、それが「期間工」でした。

 

なぜ期間工だったのか?|希望と現実のあいだで選んだ選択肢

正直、介護だけをずっとやってきた自分にとって、他の仕事の選択肢はそんなに多くありませんでした。

でも「今すぐまとまった金が必要」って状況で、ネットで調べに調べて見つけた最適解が期間工だったんです。

正確にはそのころTwitterで仲の良かった人が愛知での期間工を紹介してくれたのが始まりでした。

 

✅ すぐに稼げる仕組みが整っている

期間工には、入社祝い金や赴任手当など、働き始めた瞬間から手元に現金が入る仕組みがあります。

例えば自分の場合、入社してすぐに10万円以上の手当が支給されて、3ヶ月目にはすでに30万円近い給与+手当が入りました。

月の半ばから入社したということもあり、1か月目は半月分の給料+夜勤もほぼなしという状態だったので正直給料はかなり少なかったです。

しかしながら、普通の仕事だったら、最初の給与が出るまで1ヶ月は同じように我慢し、

そこから生活費を差し引いてようやく残る…って感じです。

なんですが期間工は色々なお得な理由から、「働いたその月から生活を立て直していける」ってのが本当に大きいです。

 

 

✅ 寮付きで固定費がほぼゼロ

まず期間工における一番のメリット・・・それは

家賃、光熱費、Wi-Fi込みの完全個室の寮。これがタダ。

普通に一人暮らししてたら月5〜8万円は飛ぶ住居コストがまるまる消えるって、マジで革命級です。

しかも、職場までは徒歩10分程度(寮によっては送迎バスで楽々通勤になります)。

更に社員食堂では安くてうまい飯が食える。これだけで毎月の支出が3万〜5万円は減りました。

つまり「働いて得るお金」「使うお金」の差が、とんでもなく大きいんです。

これ即ち・・・貯金力がエグいってこと

 

 

✅ 「正社員になること」より「今を立て直すこと」が最優先だった

もちろん、将来の安定を考えるなら正社員を目指すのも大事。

でも当時の俺は、まず「生きる」「食う」「借金を返す」ことが先決だった。

そして、年齢的にも正社員は難しいだろうなって思ってたのといずれは地元に帰らなくてはいけないというのがありました。

ですが、期間工は短期〜中期で集中して稼ぐには完璧な環境

「いつか正社員に」っていうより「今を立て直す」ために最も即効性がある選択肢だったんです。

何より、正社員より稼げるケースも多い。 同じ作業をしている社員より手取りが多かったなんてことも全然ある話。

これはガチで、新入社員の子と話す機会がありましたが額のかなりの違いに驚きました。

(とはいっても新入社員の彼らは長い目で見たらめちゃくちゃ稼ぐことになるとは思いますが。)

 

✅ 健康体だった俺には“ハードワーク枠”は武器だった

体力仕事=しんどい、きつい、危ないってイメージがあるかもしれない。

でも俺は15年間介護の現場で肉体労働をしてきた。

朝から晩まで動きっぱなしで、重たい利用者様を抱きかかえて仕事してきました。

だからまだ「動ける身体」はまだ残ってたし、それが唯一の“武器”でした。

 

「学歴もない、職歴もバラバラ、スキルも資格もない」

──そんな中でも、 身体一つで採用されて、稼げる環境があるのが期間工だったんです。

 

30代での実態→ 収入、手当、生活のリアル

項目 金額 補足
月収平均 35万円前後 深夜、残業を含む
手取り 約25万円前後(月による) 居住費無料、食堂あり
生活費 月15万円(住宅ローンなど) 賃料ゼロで貯金力高
満了金 3年(フル満了)で1,000万円近く ボーナス系の計算は印象的

 

これがつまりどういうことかというと・・・

「本気で満了まで働けば、住宅ローンを払ったりしていても500万円くらいは余裕で貯金できる」

ってことでした。

自分はバツイチだったので新築で建てた家のローンと養育費で月に約10万円払っています。

これを普通に介護職で補おうとしたらぶっちゃけ赤字です。

そんななか、期間工であればまとまったお金がしっかり入ったのでありがたいなと思いました。

 

期間工で働くことのデメリット

もちろん全てがいいことばかりということはありません。

デメリットもあるっちゃぁあります。

しかしそれも向き合い方によっては全然メリットともなりうるものとなるのです。

 

❌ 夜勤の身体的ダメージはガチ

夜勤は想像以上にきつい。 日中に寝るという生活リズムが崩れるだけでなく、体調を崩す人も多い。 胃腸がやられたり、睡眠障害が出たりすることも。

聞くところによると、住んでいる寮によっては

・近隣がうるさい(道路そばや工事現場など)

・住人のモラル問題

・日当たり(夜勤明けで寝たくてもまぶしくて寝られない)

などの問題でなかなか夜勤明けにしっかり寝ることができずに生活リズムがずれるという人もいたようです。

自分は最初から「夜勤手当おいしいやん!」と思ってましたし、そこまで生活リズムがずれるということもありませんでした。

数か月経つと夜勤明けで普通に出かけたりもしてましたし、結構平日昼間を楽しんでましたね笑

そして「深夜=稼ぎ時」と考えてたので普通に頑張れました。

 

❌ 長期間続けると孤独との戦いになる

寮生活って一見ラクそうに見えるけど、実際は一人暮らし以上に孤独でした。

周りもみんな期間工。シフトが違えばすれ違いばかり。寮で誰かと仲良くなるなんてことはほぼない。

寂しさを感じやすい人にはなかなかきつい環境だと思う。

とはいっても自分は基本的にコミュ障でしたし一人が大好きだったんで、

この時間を「筋トレ」「ブログ」「ゲーム」に充てて楽しんでました( *´艸`)

 

❌ 体力は思ってる以上に削られる

立ちっぱなし、同じ作業の繰り返し、ライン作業──。

とにかく体力は毎日すり減る。 30代とはいえ、「毎日8時間以上の肉体労働」は若くないとしんどい。

というか若者たちでも夏場はへばってましたね。
そんななかで30,40代のおっさんたちが同じように頑張っているのは結構偉いんじゃないかって思ってました笑

ただ、ここも慣れ。 最初の1〜2ヶ月を乗り切れれば、体も自然と順応してくるもんです。

流石に正直若者たちの体力や作業スピードについて行くことは難しかったですけど・・・。

 

❌ 満了まで耐えないと満了金はもらえない

これは本当に重要なポイント。 途中で辞めたり、無断欠勤や遅刻があると満了金が減額、あるいはゼロになります。

つまり「最後まで続けて初めて最大限の報酬が手に入る」仕組み。 だからこそ、メンタル・体調管理は徹底する必要がある。

最低でも半年、そしてしっかりまとまったお金をもらうなら1年は頑張りましょう!!

自分ももともと2年はやるつもりでしたが家族の病気の都合で1年で辞めることになりまして、これはちょっと残念でしたね。

それでも1年満了で50万円のボーナスがもらえますしそれまでも3か月、半年で30万円近くもらえるのでかなりでかいです。

 

期間工のおかげで生き返れた

期間工、ぶっちゃけ大変だったかと言われたら・・・大変でした(笑)

だけど気づきました。

「働きたいと思える場所がある」

ことが、すごく幸せだってこと。

 

「貯金ができた」よりも、「もう一度、自分の足で前を向けるようになった」ことが嬉しかったです。

期間工で得られたのは、お金だけじゃなかった。

・仕事をやっていく自信

・規則正しい生活

・「俺でもできた」という実感

これらが、人生の土台をもう一度築き直すための支えになった。

「ただの労働」じゃなく、「再出発のステージ」として、期間工という選択は俺にとって最高の選択肢だったと思っています。

 

まとめ 迷ってる30代に「その道もあるよ」と言いたい

はっきりいって、世の中って結構理不尽にあふれてます。

15年介護職で頑張りましたが、ひたすらに理不尽とパワハラにやられ続けてきました。

そして期間工で働いたんですが、わかったこともたくさんありました。

  • 努力しても報われないこともある
  • だからといって「全部が自分のせい」とは思わないでほしい
  • 誰にだって、もう一度やり直すチャンスはある

 

その選択肢のひとつとして、期間工という働き方は本当にアリだと思いました。

すぐに稼げて、家賃も光熱費もかからず、身体ひとつで勝負できる。

仕事内容も自分で色々考えるのではなくて言われたことをキッチリこなすことが大事。

 

俺はこの仕事で人生の再起を図れたし、今こうして情報を発信してるのもそのおかげ。

今、この記事を読んでくれているあなたにも、 「やれる道がある」ってことを、心から伝えたい。

人生は一発逆転じゃない。 でも、一歩ずつなら、何度でも立て直せる。

迷っているなら、動いてみてほしい。 あなたの未来は、これから作れる。

-働き方の選択肢(期間工など), 支出の見直し・生活再建
-, , ,

© 2025 鍛え直せ、人生。“稼ぎ方”から変えてみた。