退職=即無収入だと思ってた。でも現実は違った。
どうもエイケイです!
僕は期間工を辞めたあと、「もう来月から家賃払えんかも…」と焦っていました。
一応蓄えはあったし少ししたら満了金が入るという余裕はありつつ、やはり無職というのは心にクルものがありまして。
でも、失業保険という制度に救われたことで、なんとか4ヶ月間、生活と心の安定を保てたんです。
今回はその実体験をもとに、
「どんな制度なのか?」「どう申請するのか?」「注意点は?」を徹底解説します!
関連記事:[副業の前にチェックすべき生活支援制度まとめ]
この記事でわかること
- 失業保険とは?受給の条件や対象者
- 実際の申請〜受給までの時系列(体験談)
- 受給中のルール・副業との関係
- やってはいけない注意点(不正受給とは)
- 早期再就職でもらえる手当の話
① 失業保険って何?どんな人がもらえるの?
失業保険(正式名:雇用保険の基本手当)とは…
「働く意思と能力があるけど、今は仕事がない人」を支える制度。
条件として
- 会社都合 or 自己都合でもOK(給付までの期間が変わる)
- 退職前の2年間で12ヶ月以上働いていれば対象
- ハローワークに「求職申込」して、ちゃんと就職活動してること
というものがあります。
これさえやれば問題なく失業保険が受けられます。
② 実際の流れ|僕が申請〜受給したときの手順(時系列)
- 退職(10月20日ごろ)
期間工としての契約終了。自己都合退職扱いに。 - 離職票が会社から郵送される
だいたい1週間以内に届いた。届かなければ会社に確認すべし。 - ハローワークで「求職申込」(10月30日ごろ)
離職票を持ってハロワへ。求職登録+失業給付の申請をセットで。 - 雇用保険説明会に参加
書類や支給スケジュールの説明を受ける。受給には必須。 - 7日間の待機期間+1ヶ月の給付制限(自己都合退職のため)
この間も「失業認定日」があり、活動実績の報告は必要。 - 初回の振込(11月25日ごろ)
約1ヶ月で最初の給付が振り込まれた。
この時点では約半月分で約10万円の支給。
③ 僕の受給額&期間|4ヶ月の支えになった
自分は通常なら3か月のところ、4か月もらうことができたのでかなり余裕をもって生活することができました。
心身ともに支えになってくれて感謝するばかりです!
🧾 僕の失業保険の受給実績
月 | 支給額 | 備考 |
---|---|---|
2023年11月 | 約10万円 | 半月分(初回) |
2023年12月 | 約18万円 | 1ヶ月分 |
2024年1月 | 約18万円 | 1ヶ月分 |
2024年2月 | 約18万円 | 1ヶ月分 |
2024年3月 | 約10万円 | 最終月(半月) |
▶ 総額は約74〜75万円でした。
✨実感したこと
「失業保険がなかったら、たぶん電気止まってたと思う。」
ギリギリの生活だったけど、このお金があったから
- 家賃や光熱費を払えた
- 副業の準備やブログを続ける余裕ができた
- 病気の家族の世話をする時間が出来た
時間を買うという意味では、まさに命綱レベルの制度でした。
④ 就活しなくてももらえる?副業中でもOK?
- 就職活動の意思がある前提(活動記録の提出必要)
- 副業は「週20時間未満」なら基本的にOK(申告は必要)
- ブログを書いてた時期もあったけど、「就職活動もしてる」と言える状況だったので問題なし
⑤ 気をつけたいポイント・注意点
- ハロワでの面談はちゃんと行くこと(1回でもすっぽかすと給付止まる)
- 離職票が遅れると全体も遅れる → 会社に催促してもOK
- 自己都合だと最初の1ヶ月は支給なし(正当理由があれば短縮あり)
自己都合退職に関してですが、これまでは待期期間の7日後に2か月の給付制限期間がありました。
2か月間制限を受け、その後に給付認定となるので実質3か月ほどお金がもらえない状況となっていたのです。
しかし最近になって2か月が1か月に短縮されました。そうなることで実質2か月ほどで給付が受けられます。
ちなみに自分の場合は期間工の満了なので会社都合扱いとなり、7日の待期期間後すぐに給付認定となり約1か月でお金がもらえました。
失業保険を受け取ってる間にやってはいけないこと(要注意)
先に言っておきますが、このやってはいけないことをやってしまうと「かなりえらいことになります」ので注意してください。
特に不正受給に関しては厳しく
・受給したお金の返還
・罰金として「受給総額の3倍」の支払い
となります。
流石に3倍とかになると百万円を超える罰金になりますからね・・・。
マジで注意しとかんといけません!!
❌① 働いてるのに働いてないフリをする(バイト・副業も含む)
収入があるのに申告しないのは完全アウト。
1日だけでもバレたら返金+制裁対象。週20時間未満なら申告すればOK。
申告した場合、働いた日は受給対象とならず、残日数で給付となります。
またその場合受給対象とならなかった日はその後付与されるそうなので実質はちゃんと3か月分とか丸々もらえるようです。
❌② 認定日に行かない or 就職活動の報告を適当に書く
失業認定日は絶対に行くこと。
就活の記録(応募・相談など)も最低2件書く必要あり。
「働きたい意思がある」ことが大前提なので、ただニートができるわけではないことに注意が必要です。
❌③ 内定をもらったのに黙ってる
内定が出た時点で「就職活動終了」として支給も終了。
バレると不正受給扱いになる。
❌④ 海外旅行や長期帰省で“働けない状態”になる
「就労可能な状態」が条件なので、長期外出・海外は申告が必要。
隠してるとバレたときのリスクが大きい。
制度は「サボりたい人のため」じゃない。「踏み出す人の味方」です。
退職後って、何もかも不安になるものです。
けど、“制度”ってちゃんと使えば、未来への一歩を支えてくれる存在でもある。
焦らず、正直に、ルールを守って申請すれば
失業保険はあなたの準備期間を守ってくれます。
僕はこの制度に救われたから、
今こうして副業やブログに挑戦する時間をもらえました。
基本的には「働きたいけど働けない人への救済」という位置づけですので、
しっかりと働く意志を示し、求職活動にいそしみましょう。
とはいえ、毎日ハロワに行くほど熱心であれば3か月まるまる受給することはないですよねきっと笑
ちなみにですが、早く再就職した場合には、失業中に本当ならもらえていた失業保険の半分くらいを「再就職手当」としてもらえます。
また、再就職後の給与が失業保険分よりも少なかった場合なども手当てがあるそうです。
そう思うと、就職が厳しいと言われるなかでもなんだかんだで日本は働きやすい環境が整っていると思います。
これらの制度を利用し、上手くお金をもらいながら再就職や再チャレンジを考えていきましょう!
この記事が、あなたの再出発のヒントになれば嬉しいです。